樫田とつながる


農作業

 樫田地区が形成され始めたのは江戸時代初期と言われています。それ以降、食料、住居や生活の道具、エネルギーを自給自足することにより、地域の人々のくらしは形成されてきました。

 そのようなくらしが400年以上続いてきた樫田地区ですが、日本のほかの地域同様過疎化、高齢化は進行しています。しかし、そのような中においても地域の人は田畑を維持し、山林に入るくらし方を大事にしています。

 

 「木」を使って生活の道具をつくることは、子や野菜をという食料をつくることと相性がいいようです。



出前授業

樫田の自然とくらしを学ぶ

 樫田小学校は、100年以上の歴史を持っていますが、児童減少のため、20年前より特認校の認定を受け、高槻市内の他校区からも多くの児童が通っています。その、子どもたちは樫田の自然や文化を新鮮な気持ちで興味深く学んでいます。また、樫田で生まれ育った子どもたちが改めて樫田の良さを発見することができることを願っています。

高槻市立樫田小学校の正門。左に見える木は「カツラ」の木。3月には、小さな赤い花をたくさんつけ、甘い香りがする。

中山間地である樫田地区のくらしについて知るとともに、自分たちで使う道具を木で作る体験として、小学校3,4年生がおはしづくりをおこなっています。



樫田地区文化展

地域の文化展では地域の人たくさん集まり、展示された手作りの作品を互いに鑑賞して、交流する場となっています。